2023年4月14日、アイドルマスターシリーズの新企画『vα-liv(ヴイアライヴ)』が発表されましたが、「企画内容がシビアすぎる」と、すでに炎上しているようです。
『ヴイアライヴ』は3人のアイドル候補生が、1年をかけてデビューを目指して活動していきますが、人気を得られなければデビューできずに活動終了となります。
そこで今回は、『ヴイアライヴ』が炎上した企画内容とその理由について、お伝えします。
どうぞ最後までお付き合いください。
『ヴイアライヴ』プロジェクト誕生!
2023年4月14日、アイドルマスターシリーズの新企画『ヴイアライヴ』がバンナムより発表されました。
『ヴイアライヴ』は、今までのアイマスシリーズとは違って、
視聴者参加型のアイドル育成公開オーディション企画
で、1年かけて配信活動を行い、視聴者の投票でアイドルとしてデビューできるか、または活動終了となるかが決まります。
人気がなければ活動終了となるんですね!
アイドル候補生は3名で、
- 灯里 愛夏(ともりまなか)
- 上水流 宇宙(かみずるこすも)
- レトラ
がおり、正式な配信活動は2023年5月より開始されます。
3名が評価される項目は、
- 1か月ごとの課題でマンスリークイーンを選ぶ
- 四半期ごとの中間評価
- チャンネル登録者数
などで、視聴者がプロデューサーとなって投票、支援するシステムになっています。
良くも悪くも視聴者次第ということですね。
見事デビューできることになれば、アイマスの冠を付けられるようなアイドルグループをとして活動していくようです。
また、視聴者はこの『ヴイアライヴ』のプロジェクト自体も評価するシステムで、
プロジェクト自体に支持を得られなければ、プロジェクト終了
となるようです。
では、この企画が炎上している理由を見ていきましょう。
『ヴイアライヴ』が炎上している理由7つ
『ヴイアライヴ』の企画が炎上している理由を7つにまとめました。
- 失敗を想定しすぎ
- 候補生がかわいそう
- キャラ設定が強く「中の人」が見えない
- 出来レースの可能性が拭えない
- 視聴者に責任を押し付けているよう
- 運営にリスクがない
- 「SideM」のサ終はこのため?
では、詳細を見ていきましょう。
失敗を想定しすぎ
『ヴイアライヴ』は「アイドル公開育成オーディション」ですが、
人気を得られなければ、デビューできず活動終了
プロジェクト自体の評価を得られなければ、プロジェクト終了
と、開始前から失敗を想定しすぎていると明るい未来が見えないという意見が出ています。
候補生がかわいそう
候補生の3人が努力したとしても、視聴者の投票・支援次第でデビューできない可能性があるため、候補生たちがかわいそうという意見も出ています。
「アイドルデビュー」という夢を見ながら、視聴者次第で自身の運命が決まるというのは、シビアですよね。
マンスリープロジェクトでは、指導者からの審査も含まれるようですが、大事な1年をオーディションに捧げているにもかかわらず、最終審査は視聴者というのはあまりにも残酷な気がします。
一方出来レースを疑われる可能性も、後ほど説明します。
キャラ設定が強く「中の人」が見えない
一般的なVTuberであれば、キャラクター設定もありますが、「中の人」が垣間見れる瞬間が人間味を感じて共感を得られる場面が多いですが、
『ヴイアライヴ』のアイドル候補生3名は、
キャラ設定があるので「中の人」の素を感じることができず、推しにくい
という意見も出ています。
『ヴイアライヴ』3名のキャラクター設定にどこまで「中の人」要素を入れてくるのかはまだわかりませんが、台本があるだろうとも想定されているので「中の人」を出していくことは難しいと思われます。
「アイドル」として推していくのか、「中の人」を推していくのか、ファンとしても難しい選択になりそうですね。
視聴者に責任を押し付けているよう
これだけシビアなオーディション制度を発表しながら、
「頑張り次第では全員デビューできる可能性はあるので、みんながデビューできるように応援してほしい」
と話しており、視聴者次第で候補生の運命が決まると責任を押し付けているようだと思う人も多いようです。
「支援」という言葉でも出ていたので、グッズ販売など見える形での応援も必要になってきそうですね。
「全員をデビューさせたければ、しっかり応援してね」という、運営の心が見え隠れしており、そこも推すことに躊躇する原因となっています。
出来レースの可能性が拭えない
デビューできるかは視聴者次第と言いながら、最終的には「全員デビューできる可能性がある」という発表を聞き、
全員デビューとなれば出来レースの可能性を疑われる
という心配の声も聞こえています。
誰かが脱落することになれば辛いですが、全員デビューとなれば出来レースを疑われるという複雑な状況です。
すでに1回目の投票では出来レースを疑う声も出ているので、「出来レース感」を出さずにプロジェクトが進んで行くことを期待したいです。
運営にリスクがない
『ヴイアライヴ』のプロジェクトの説明を一通り聞いた感想として、
- プロジェクト終了となれば、視聴者の責任にできる
- 候補生を応援したい視聴者は支援をするため、運営にはリスクがない
という構造に、運営はリスクを負わないシステムになっているのでは?という声も出ています。
「候補生は応援したいけど、運営を応援する気にならない」と、運営方法に疑問を感じる人が多いようです。
「SideM」のサ終はこのため?
『ヴイアライヴ』の発表を聞いて、2023年4月4日に発表された「アイドルマスター SideM GROWING STARS」のサービス終了は、この『ヴイアライヴ』プロジェクトを進めるためなのかと落胆する声も多く聞こえました。
『ヴイアライヴ』と『サイスタ』とは別物なので、『ヴイアライヴ』のために『サイスタ』のサ終とは関係ないと思われますが、発表の時期からしてそういう印象を持ちますよね。
いずれにしても、
運営会社のバンダイナムコには、せっかく生み出したアイドルやコンテンツは大事にしてほしい
という、ファンからのあたたかい思いがあります。
2023年3月31日に引退したVTuber四天王のミライアカリさんも、バンナムとの運営方針の違いから引退することになりました。
ミライアカリの引退理由は事務所とのズレ!kson総長との出会いで決断?
このように、『ヴイアライヴ』は発表直後から様々な意見が出ており、特に、デビューできなかったらかわいそうと心配する声、出来レースを疑う声などで、炎上しています。
『ヴイアライヴ』新企画が炎上まとめ
今回は、2023年4月14日に発表された「アイマス」の新企画『ヴイアライヴ』が、発表直後から炎上している理由7つについて、お伝えしました。
2023年5月から本格始動する『ヴイアライヴ』。
デビューか活動終了か決まるのは、2023年2月の予定となっています。
今後どのような展開になっていくのか、3人の活躍を応援していきたいです!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。