2022年9月1日より『さかなのこ』が上映中のさかなクン。
さかなクンの父親が囲碁プロ棋士の宮沢吾郎(みやざわごろう)九段で、20年ほど親子断絶状態であると報じられています。
宮沢吾郎九段とはどんな方で、どんな父親なのでしょうか?
気になったので、調べてみました。
- さかなクンの父親・宮沢吾朗九段はどんな人?
- さかなクンと父親・宮沢吾朗九段の関係は?
- さかなクンと父親・宮沢吾朗九段は断絶状態?
さかなクンの父親・宮沢吾朗九段はどんな人?
宮沢吾朗九段は、北海道帯広市出身の72歳(2022年9月現在)で、現役の囲碁棋士です。
6歳から囲碁を始め、小学4年生のときに木谷實九段に才能を見いだされ、小学6年生で親元を離れ「木谷道場」に入門します。
小学6年生で親元離れて、囲碁修行の道を進むとは、相当の覚悟があったのでしょうね。
それほど囲碁が好きで、才能があったのですね。
宮沢吾朗九段はプロ入り後、棋聖戦五段線優勝、新人王戦優勝と輝かしい成績を重ね、80年代~90年代に第一線で活躍しましたが、タイトルには恵まれず「無冠の帝王」との呼ばれていました。
現在では、2022年6月に史上最年少100勝を達成した直後の仲邑菫(なかむらすみれ)二段との対局に勝ったことでも話題になりました。歳の差なんと59歳!
囲碁界では人気の棋士でしたが、私生活ではお酒と勝負事が好きと有名だったようです。
「宮沢九段は、とにかくお酒が好きで、電車に乗る前に駅の売店でお酒を買って、電車内で一杯ひっかけるほど。勝負事も大好きで、最寄りの駅に着いたら必ず駅前のパチンコ店でひと勝負します。」(囲碁業界関係者)
週刊女性PRIMEより
お酒を飲んで、家族に暴力を振るうこともあったようです。
宮沢吾朗九段の酒乱ぶりは近所でも有名で、夜中に大声が響いていたと言います。
勝負の世界で戦う宮沢吾朗九段にとって、お酒や暴力が、ストレスのはけ口になっていたのかもしれません。
さかなクンと父親・宮沢吾朗九段の関係は?
宮沢吾朗九段は、幼いさかなクンに囲碁を教えていましたが、さかなクンには勝負の世界が合わなかったようで、囲碁の道へは進みませんでした。
子育ては全て母親任せでしたが、学校の成績には厳しく、勉強が得意ではなかったさかなクンの成績を見ては、「どうなっているんだ!」と激怒していたようです。
両親の仲も良くなかったようで、
「一家と交流のあったご近所さんによると、“お母さんはよく顔に青アザを作って泣いていた”って」(さかなクンの幼なじみ)
週刊女性PRIMEより
と、さかなクンは壮絶な幼少期を過ごしていたと想像できます。
ただ、宮沢吾朗九段はさかなクンが魚に夢中になることを止めることはなかったようです。
囲碁の道ではなかったですが、さかなクンが「自分が夢中になることを究めるということ」を内心応援していたのかもしれませんね。
そして、さかなクンが高校を卒業後、父親とは別居することになります。
さかなクンがタレントとして有名になってきた2000年頃には、父親とは断絶状態になったようです。
さかなクンと父親・宮沢吾朗九段は断絶状態?
さかなクンは、父親・宮沢吾朗九段と断絶状態ではないと否定しています。
週刊女性PRIMEのインタビューで、
「断絶っていうか、なかなか会う機会が…」
と答えており、関係を絶っている訳ではなく、会う機会があれば会いたいと思っているようです。
宮沢吾朗九段は、さかなクンに対し、
「(魚ばかりにのめり込むことに)反対はしていないです。私も好きなことをやってほしかった」
週刊女性PRIMEより
と答えています。
また、息子が映画になったことを誇らしく思っているようです。
時系列を見ると20年以上、さかなクンと宮沢吾朗九段は会っていないようですが、それぞれの道を究め、突き進む姿は会わずとも、お互いの刺激になっているのかもしれませんね。
まとめ
今回は、さかなクンの父親・宮沢吾朗九段はどんな人か、さかなクンとの関係についてまとめました。
囲碁と魚、違った世界の第一線で活躍するお二人。
さかなクンは父親である宮沢吾朗九段に対し、
「感謝している」
とも話しており、親子断絶状態であることを否定されていました。
宮沢吾朗九段、さかなクンお二人の今後の活躍を願っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。