2022年7月20日にLE SSERAFIM(ルセラフィム)のキム・ガラムが所属事務所ハイブとの専属契約を解除されました。
ルセラフィムは5月2日に韓国でデビューし、そのわずか19日後の5月20日に、ガラムは校内暴力疑惑で活動休止となっていました。約2か月の沈黙を経て、ガラムはルセラフィムを脱退、契約解除となりました。この間に何があったのでしょうか?
この記事では、
●ガラムが契約解除されたのはなぜ?
●今後のガラムはどうなる?
をお伝えします!
ずばり契約解除の理由は、
ガラムの校内暴力問題が黒だった!
と考えられます。
ガラムが契約解除されたのはなぜ?

2022年7月20日に所属事務所のハイブは、
当社は、キム・ガラムとの専属契約解除を決定しました。
キム・ガラムに関する議論により、ファンの皆さんをはじめとする多くの方々にご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。
今後、LE SSERAFIMは5人体制で活動する予定です。
と発表しました。契約解除に至った詳細については明かされませんでした。
ガラムの復帰を待ち望んでいたファンは、突然の発表にビックリしましたよね。しかし様々な疑惑がある中、詳細は明かされずモヤモヤが残る結果となりました。
結論としては、ハイブはガラムを擁護しきれなかった
ということでしょう。では、ハイブが明かさなかった契約解除に至った理由を3つ挙げました!
校内暴力でガラムは「黒」?
ガラムが疑惑をかけられていた問題は、
- 校内暴力問題
- 植木鉢で友達の頭を殴った
- パトカーで登校した
- 飲酒、喫煙した
- 他のアーティストの悪口を言った
- 他事務所の練習生だったが人格問題で契約解除されていた
など、多数の疑惑がありましたが、ハイブは全て「事実無根」で、校内暴力問題においてガラムは「被害者」だったと発表していました。
しかし、校内暴力問題でガラムは、校内暴力の予防及び対策に関する法律において『5号処分』を受けていることがわかりました。この『5号処分』は相当重いもので、韓国でも「芸能ニュースで5号を見たことはない」と言われるほどの衝撃だったようです。
ハイブは校内暴力問題の被害者Aさんに対し、
中学時代に発生した問題を巧妙に編集し、悪意的に中傷している。
ガラムはむしろ、噂やネットいじめの被害者だった。
と疑惑を否定し、法的措置を取ると強気の態度でした。
しかし、ネットでは「中学校長の職員が捺印された学校暴力対策自治委員会の結果通知書の写し」などの証拠が流出。被害者Aさんの弁護士が、
公開された通知書は本物。
ハイブが立場を訂正しない場合は、ガラムが被害者Aへ送った「悪口メッセージ」の全文を公開する!
と、ハイブに真実を公にするように警告していました。

その後、ハイブは沈黙を続けています。そして、詳細を説明することなく「ガラム脱退・契約解除」となりました。つまり一連の「いじめ・暴力問題」について、ガラムは「黒」だったと事務所が認めたも同然の事態になっています。
事務所のイメージのため?
ハイブの一連の対応に、ファンや韓国オンラインコミュニティはこのように反応しています。
- ハイブはいつまでガラムを被害者だと言うのか
- ハイブが悪質なのは、被害者への2次、3次加害を扇動して傍観しているところ
- 被害者がここまで具体的に立場表明したのは初めてだ
ハイブに対する批判が殺到し、これ以上強硬な対応を続けることはできないと考えたのでしょう。事務所のイメージを守るためにも、ガラムを脱退させ、ハイブとの契約を解除することで、ハイブに批判が集まることを避けたのでしょう。
残り5人のメンバーを守るため?

ルセラフィムは、ハイブ初のガールズグループとして、2022年5月2日に華々しくデビューを飾りました!
メンバー発表直後から、ガラムは様々な告発があり疑惑にまみれていましたが、ハイブは真偽をうやむやにしたまま強硬突破。結果、デビューに泥を塗る形になりました。
ハイブとしても、残り5人のメンバーを、「ルセラフィム」を守りたいという気持ちが大きいはずです!
記者対応にうんざり?
デビュー後記者会見を開けば、記者からはガラムの疑惑について質問され、リーダーのチェウォンがガラムの代わりに、
「この事案については会社と議論中です。手続きを行っている途中なのでこの場でお答えするのが適切でない部分もあります。後ほど正確にお話できる時期が来ると思います。」
と弁明する場面もありました。
ガラムに直接対応させないチェウォンの優しさと気遣いを感じますね
本来であれば前向きな会見なはずが、他のメンバーにとってもこのような記者の質問にはうんざりですよね。毅然と対応したリーダー・チェウォンには脱帽です。しかし、メンバーの不満は高まっていたことでしょう。
5人体制で問題なし?

5月20日のガラム活動休止発表後、ルセラフィムは6人体制から5人体制で活動をしていました。
5月22日に放送された韓国の音楽番組では、デビュー曲の「Fearless」を5人体制で披露し、ガラムのパートを他メンバーが完全にカバー!
5人体制でのパフォーマンスに、
- 短期間での見事な修正能力!!
- 5人の方がむしろスッキリとシャープな仕上がりになっている!
と高評価を得ていました。
ガラムのパートも立ち位置もなくなり、この段階ですでに、ガラムが戻る場所はなかったのかもしれません。
一連の問題でメンバーの活動にも大きな影響を与えたことで、疑惑が完全に晴れないままガラムをルセラフィムに戻すことはできなかったのでしょう。
メンバーにとっても、パフォーマンスに集中でき、新たな出発として結果的に良かったと思います!
今後のガラムはどうなる?
「ガラムは一体どんな中学生活を送っていたのか?」と疑問は多いですが、彼女はまだ16歳の少女です。真実はわかりませんが、弁明の機会も与えてもらえず、事務所とは契約解除となり、今後のガラムはどうなるのでしょうか。
契約解除が発表された後の世間の反応は、
- 脱退という結果は正しかったが、この若さですべてを一人で背負っていくのはあまりに過酷
- ハイブがガラムを擁護したことが逆に致命的になった
- 世界規模での社会的制裁だ
- 被害者と和解するまでハイブが守ってあげるべき
と言った意見が出ていました。
世界中に顔も名前も知れ渡ってしまった今、ガラムの今後を心配する声も少なくありません。真偽不明の噂に、ガラム自身も傷ついていることでしょう。表立ってはハイブと契約解除となっていますが、せめて被害者と和解するまではこっそりハイブがガラムを守ってあげていることを願います。
アイドルとして申し分のない才能を持ったキム・ガラムですので、いつかまたステージで輝く姿を見ることができるとうれしいですね。
まとめ
今回は、活動休止中だったルセラフィムのキム・ガラムが、グループを脱退、所属事務所ハイブと契約解除された理由について、まとめました。いつかハイブ、またはガラム本人から、真実が聞けるといいですね。
ルセラフィムは5人体制で活動を続けるとのことですので、今後の活動が楽しみです!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。