【臨時国会】ガーシー帰国しない!議員除名の可能性はある?

2022年8月3日に臨時国会が召集されますが、ガーシー議員は滞在先のドバイから帰国せず、臨時国会には登院しないとNHK党の立花党首が発表しました。

このまま帰国せず議員活動を続けると、議員資格はどうなるのでしょうか?「除名」処分される可能性は?

今回はガーシー議員が「除名」処分される可能性についてまとめました。

この記事では、
・議員除名の条件とは?
・ガーシー議員除名の可能性は?
・帰国しなくても議員歳費は満額支給!
についてお伝えします。

結論から言うと、
ガーシー議員の除名の可能性はかなり低い!
ということがわかりました。

目次

ガーシー議員帰国しない!と宣言

ガーシー議員が滞在中のドバイ

去る7月10日の参議院選挙で約28万7000票を獲得したガーシー議員ですが、国会で大暴れすることを期待していた方も多いのではないでしょうか?

寝ている国会議員を叩き起こすんじゃなかったの?

という声も聞こえてきそうです。しかし、ガーシー議員は滞在先のドバイから帰国せず、8月3日に召集されている臨時国会には登院しないと宣言しました。

自身の起こした詐欺事件での逮捕の可能性と、安倍元首相の事件を見て身の危険を感じて帰国するメリットはないとのことでした。

参議院の議案の採決は、「押しボタン式投票」または「起立採決」で行われます。現状オンラインでの投票はできませんので、登院しなければ国会に参加することはできません。

このまま帰国せず国会へ登院しないとなれば、議会の決議等には参加することができません。ではこのままガーシー議員は議員を続けていくことはできるのでしょうか?

議員の除名処分とは?

このままガーシー議員が帰国せず、一度も国会へ登院しないとなれば「除名」処分となる可能性があります

「除名」となれば国会議員の職をはく奪されます。

議員除名の条件とは?

除名となる条件は、国会を欠席し続けると懲罰委員会にかけられる可能性があり、そこでの一番思い処分が「除名」です。

国会法第124条要約

国会の招集日から7日以内に召集に応じず、正当な理由がなく欠席し続けると、懲罰委員会にかけられる

『懲罰』とは軽い順に、

国会法第122条
  1. 公開議場における戒告
  2. 公開議場における陳謝
  3. 一定期間の登院停止
  4. 除名

となっています。

除名処分の対象は「院内の秩序をみだした議員」で、参議院規則では「議員を騒がし又は議員の体面を汚し、その情状が特に重い者」を対象としています。

そしてガーシー議員を除名するには、参議院の本会議において出席議員の3分の2以上の多数の賛成による議決が必要となります。除名処分が下されると、ガーシー議員は議員の身分を失います。

ガーシー議員、除名処分の可能性は低い?

ただ、現状ガーシー議員が除名処分される可能性は低いとみられます。

その理由は2つです。

臨時国会は8月3日~8月5日の3日間なので、「国会召集の招集日から7日」経たずして閉会しますので、今回の臨時国会は該当しません。

⇒ただ、2023年1月の通常国会にも登院しないとなると、「国会の召集日から7日」以上経つため懲罰委員会にかけられる可能性はあります!これは過去に例がないため、懲罰委員会にかけられるとしたら初めての事例となります。

②除名処分の対象は院内の秩序をみだした議員であり、ガーシー議員はそもそも登院しないので、「院内」には該当しないため、除名の対象にはならない可能性が高いです。問題であるガーシー議員が起こした詐欺事件も「院外」での行為ですので、国会で議論される話題ではありません。

また、「院外」の行為も含めるという議論になると、他の国会議員にとっても不都合ですので、深く追求する議員はあまりいないのではないでしょうか。

パパ活疑惑の吉川赳議員も「院外」の行為なので処分の対象にはなりませんね。

⇒このケースで除名となった国会議員は過去に2名いますが、1950年と1951年、いずれも院内での行為において除名となっています。1951年以降は例がないので、今回ガーシー議員に適用される可能性は極めて低いと考えられます。

以上2つの理由から、ガーシー議員が「除名」処分を受け、議員資格をはく奪される可能性は現時点ではかなり低いとされています。

ガーシー議員、帰国しなくても歳費は満額支給!

国会議員には3つの特権があり、

国会議員3つの特権
  1. 不逮捕特権:国会会期中は逮捕されない
  2. 免責特権:院内での発言は、院外で責任を問われない
  3. 歳費受領権:給料は満額受け取れます

3.歳費受領権により、国会議員である間は国民の代表として活動するために、仕事の内容に関わらず、給料は満額支給されます!

ちなみに国会議員の年収は、給料とボーナスで約2180万円。その他様々な“手当”が支給されますので、実際は4000万~5000万円ほどあるようです。

国会議員の給料内訳
  • 給料 月129万4000円×12か月=1552万8000円
  • ボーナス(6月、12月) 314万円×2回=628万円
  • 文書通信交通滞在費 月100万×12か月=1200万円
  • 会派に対する立法事務費 月65万円×12か月=780万円 
  • この他、JRグリーン車乗車券、航空券、秘書給与なども支給されます!

これは国会議員の特権ですので、仮にドバイから議員活動しても、不祥事を起こしたとしても、給料が減られることはありません!国会議員の特権ってすごいですね。

ガーシー議員は帰国せずとも、議員であり続ける限りはこの給料を受け取ることができるのです。

まとめ

今回は、ガーシー議員が滞在先のドバイから帰国せず、8月3日に召集される臨時国会には登庁しないと宣言したことから、ガーシー議員は除名処分になる可能性をまとめました。

結論としては、ガーシー議員が除名処分になる可能性は低いということがわかりました。

ガーシー議員は、参議院選挙で得た約“28万7000票”の重みをどのように感じているのでしょうか?

議員に当選した限りは、その職務を全うしていただきたいと願うのは私だけではないと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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